【雑草対策】 BOSOシステム

NETIS CB-090035-A(掲載期間終了)

BOSOシステムは『BOSOマット』と『BOSOキャップ』によって、雑草の発生を抑制しながら、『グランドカバープランツ』による緑の景観を形成する除草軽減緑化工法です。維持管理に相当の労力を要している畦畔管理においても、植物による自然な景観を維持しながら、管理作業の軽減を図る雑草対策工法です。

用途 ・緑化による景観形成
・除草等の維持管理の省力化
・畦畔管理
適用地質 ・雑草対策
・道路中央分離帯、盛土法面
・農地法面
・公園内の植栽部 等
カタログ PDF
施工事例 https://www.nisshin-sangyo.com/wp-content/uploads/b04d66b1f36decf70a0cb1eeee7bbdee.pdf

特長

グランドカバープランツによる緑の景観を維持します。

グランドカバープランツは、地面を低く密に覆う植物の総称であり、公園や庭園をはじめ、様々な空間の景観形成に利用されています。このため、道路や農地などの平地・法面においても、グランドカバープランツを導入することで、美しい自然性豊かな景観を創出することが期待できます。
グランドカバープランツは景観形成効果の他、雑草の発生を抑制する効果や、法面における表土の崩壊防止効果が期待できます。

2重の防草効果により、 雑草の発生を大幅に抑制します。

防草効果1:BOSOマットが雑草の発生を面的に抑制します。
防草効果2:BOSOキャップが隙間からの雑草発生を抑制します。

雑草作業の軽減とトータルコストの軽減が図れます。

大幅な雑草抑制効果により、刈払いや集積作業等の維持管理労力を軽減できます。
維持管理に係る費用が軽減できます。

システム化により施工性と施工精度が向上します。

BOSOマットには、あらかじめ植栽穴が設けられているため、現場における位置出しや切れ込み作業の労力を削減できます。

注):BOSOシステムを施工しても、飛来雑草の定着が発生します。良好な景観を維持するためには年1~2回の除草作業を行って下さい。

 

標準仕様

製品仕様

◯BOSOシステム100㎡当り(平地・2株/㎡)

名 称 規 格 単位 数量 適 用
BOSOマット 幅1.1m×長さ30m、植栽穴2株/㎡ m 110
BOSOキャップ PE樹脂製、9cmポット苗用 200
BOSOアンカー L=200mm 341
接着剤 575F kg 2.0 縁石部(外周部)
肥料 ウッドエース4号 200
苗(例:ヒメイワダレソウ) 9cmポット 200

◯BOSOマット 物性

項目 単位 物性値 試験法
重量 g/㎡ 290 JIS L 1096
厚さ mm 0.8 JIS L 1096
引張強度 たて N/5cm 792 JIS L 1096 準拠
よこ N/5cm 702
伸び率 たて % 13.3 JIS L 1096 準拠
よこ % 9.59
遮光率 % 99.95 JIS L 1055 準拠

◯耐候性

ポリプロピレンには耐UV機能を持たせており、促進暴露試験の結果、1500時間照射後(3〜4年間のUV量に匹敵)にも、照射前の80%以上の強度が保持されていることを確認しています。

 

 

効果

自社試験農場において、雑草抑制効果の検証実験を行いました。

実験の結果、次の効果を確認しました。
①従来工法に比べ、雑草の侵入を抑制する機能が高い。
②雑草による被圧を回避し、導入植物の良好な生育を期待できる。

※詳細は学会発表報告文を参照

 

 

植栽植物

植栽植物は施工地域での実績や環境等を考慮し、適切なものを選定して下さい。
以下にグランドカバープランツとして植栽事例の多い植物を示します。
なお、植栽密度は1㎡当たり4株が標準となります。